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アベノジャーナル第20号

区民の皆様におかれましては、益々ご健勝にてご活躍の事とお慶び申し上げます。
また、平素は市政・区政の各般にわたり、ご理解ご協力を賜り、私の議員活動にあたたかいご指導いただいております事に心より厚く御礼を申し上げます。
さて、6月に開かれました役員改選市会におきまして、交通水道委員長を拝命いたしました。私に取りまして、平成9年の文教経済委員長以来、8年ぶりの委員長職です。
交通水道委員会は、文字通り、交通局と水道局に関する諸案件を審議する委員会で、これまで、市民の足としての地下鉄や市バスの経営についてや、ライフラインとしての水道水の安定供給等について議題として取り上げられてきました。
しかし、今年度は、市民から厳しい指摘を受けている職員厚遇問題や、ヤミ専従問題等、一局一労組といわれる交通局には、大阪交通労組、水道局には水道労組を抱えており、局の答弁や対応が組合活動に直結する事から、注目されている委員会のひとつです。
その他、全市的に赤バスの路線の見直しや敬老パス問題、フェスティバルゲートの再生プランについても交通局所管事業で、水道局では、先日、ベルタ前で水道管が破裂して大騒ぎとなった老朽水道管の早期の入れ替え作業等、市民生活に大きな影響を与える課題が山積している委員会で、多忙な一年となりそうです。
特に阿倍野区では、運用開始当初から赤バスが高松地区と長池地区を通らない事から、路線の見直しを求める声が多く寄せられており、現在、交通局と区役所の間で、路線改定に向けた協議が行われており、地元協議会も設置される事になりました。順調に進めば、年内にも新路線を確定し、来春から運行できるとの事です。
その他、JR阪和線の上下線完全高架(来春予定)に伴う高架下の利用問題や、旧アベノ体育館や旧アベノ図書館等の市有地について、年内をメドに地元を含めて協議が行われる予定で、有効活用に向けた方向づけが示される事になっています。
まだまだ、問題山積、課題の多い阿倍野区ですが、区民一人一人の声にしっかりと耳を傾け、行政にその対応を求めて参りたいと考えております。
区民の皆様が「阿倍野に住んでてヨカッタなあ〜」と言っていただけるような街づくりを目指してこれからもがんばって参りますので、引き続きのご指導ご鞭撻を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、区民の皆様のご多幸を祈念申し上げ、盛夏のごあいさつとさせていただきます。
平成17年盛夏
大阪市会議員 木下 よしのぶ

わずか5票差で可決
木下議員「棄権はモラル欠如」

7月5日、衆院本会議において郵政民営化6法案が可決され参院に送付されました。
結果は自民党から大量の反対票を投じる議員や欠席者が出たため、わずか5票という僅差で可決、衆院を通過しました。
現在、参院で法案の審議が行われており、8月13日の会期末に向けて賛成派反対派の水面下での攻防がくり広げられていますが、参院の結果次第では解散総選挙↓自民党分裂という事態も予測されるだけに国会から目が離せない「熱い夏」になりそうです。
ちなみに平成15年の衆院選の時の自民党のマニフェスト(政権公約)には、「2007年4月から郵政民営化します」と明記されており、自民党の党人として党議に従って賛成票を投じるのか、政治家としての信念に基づいて反対票を投じるのか、あるいは欠席するのか、有権者が国会議員の資質を見極める機会なのかもしれません。
木下議員は、私見としながらも「上程された議案に対して賛否の態度を明らかに示す事が議会人としての役割であり、採決が行われた以上、退席して棄権するというのは「造反」云々よりも罪が重いのではないか?議会人としてのモラルに欠けるというか、何か法案の行方を見ながら勝ち馬に乗ろうとする姑息な手段のように思える」と、今回の衆院本会議の感想を語ってくれました。

前号で既報の通り、市内在住の70歳以上の高齢者に福祉施策として支給されている地下鉄・バス・ニュートラムの敬老優待乗車証(敬老パス)の存続問題について、木下議員は3月の予算委員会でこの問題を取り上げ、質疑を行いました。(議事録要旨参照)
 結論は、敬老パスのあり方については、今後、様々な角度から検討を加えるとの事ですが、制度としては存続し、利用者の利便性向上に向けた取り組みを行うと答弁を引き出しました。
 今後の検討課題としては、
?70歳以上の高額所得者に対して支給する事は、福祉施策になじまないのではないか。
?敬老パスのICカード化に伴う費用負担を一般会計の福祉予算でまかなうのか、交通局会計で処理するのか?利用者に費用負担を求めるのか?
?付加機能をつけるのであれば、個人情報のデータ管理をどこが管理するのか(健康福祉局か交通局か総務局か市民局か)等、まだまだ制度のあり方については曲折が予想されますが、交通水道委員長として木下委員長の活躍を期待したいと思います。
 尚、敬老パスのICカード化については、一般利用者の整備が先行される為、概ね2年後をメドに導入が検討されており、その間に制度のあり方を含めた様々な問題点の解消を図る事となっています。
 ちなみに、木下議員は、市会議員に支給されている業務視察証(議員パス)を返上されているそうです。


(木下委員)敬老優待乗車証の16年度と17年度の予算状況を教えて下さい。
(健福局いきがい課長)
16年度は29万8800万枚交付し、78億8800万円。17年度につきましては31万775枚で82億446万円を予定しております。
(木下委員)
この繰出金の根拠を教えて下さい。
(交通局企画課長)
敬老パス1枚当たりの単価については市バスを月4往復、市バスと地下鉄の乗り継ぎを月1往復されると計算しており、その12ヵ月分として1枚当たり年間2万6400円と計算しております。
(木下委員)
2万6400円×31万775枚で82億446万円ということですね。ではどのような形で交付されているのですか?
(健福局いきがい課長)
70歳になられる前月に交付のお知らせを送付し、各区役所で身分証明書で本人確認の上、交付いたしております。更新については新しい乗車証を3月中に郵送させていただいております。
(木下委員)
もし交付を受けられた方が3年後寝たきりになったらどうなるのか。こういう方にも更新という形で郵送されている。更新時のチェックはどうなっているのか?
(健福局いきがい課長)
死亡や市外転出及び特別養護老人ホームなどに入所されている方については、交付しておりません。寝たきり等の場合、本人からの申し出により交付を辞退していただき、乗車証の回収とともに、次年度以降の発行を停止いたしております。
(木下委員)
大阪市の善意が悪用されて第三者が利用しているという話をよく耳にします。中には売買されていたという話を聞くわけですが、チェックはできないのですか?
(交通局企画課長)
地下鉄では、自動改札機を通過する際に緑色のランプが点灯するようになっており、必要に応じて係員が敬老パスを拝見する事にしております。バスでは、敬老パスが男女別に色分けされ、年齢も記入されておりますので運転手が確認しているところであります。
不正使用があった場合については、敬老パスを無効として回収し、通用開始日から発見当日までの間、共通一日乗車券を使用したものとして計算した料金を徴収する事にしており、翌年度からの発行を停止する事にしています。
(木下委員)
来年3月からICカードが導入されるとの事ですが、これらの点は改善されるのでしょうか?
(交通局企画課長)
敬老パスについては、IC化も含めて、そのあり方が今後も検討される事になっており、仮に敬老パスがIC化されると利用実績につきましては正確に把握できるようになると考えております。
(木下委員)
敬老パスの利用分は一般会計から繰り入れられるわけです。ICカードの導入によって、「どこどこのおばあちゃんが何月何日どこの駅からどこの駅まで乗ったとか、バスをどこまで利用したか」という事がICチップのデータに記録される。つまり敬老パスを利用して乗車された金額が出てくるわけです。その金額を一般会計から出す事については乗車実績として「これが大阪市の高齢者福祉なんです」と、納税者にも説明がつくわけです。
また70歳以上の方の利用実態がわかるので、「どの路線を主に利用されているのか」、とか、「延べ何人の方がこれだけ利用されている」という事がわかると、高齢者の健康な暮らしぶりを測るバロメーターにもなるでしょう。
確かに費用もかかると思いますが、局としてもこれだけのお年寄りに利用されているんだという一つの証になると思うのですが、今後の取り組みについて答弁願います。
(交通局経営企画担当部長)
敬老パスのあり方については、今後引き続き検討されていく事になっておりますが、利用実態に基づいた繰り入れとなるよう、ICカード化も含めて利用状況を把握できる方法を検討して参りたいと考えています。
(木下委員)
IC化の最後にひとつお願いをしておきたいと思います。70歳以上の方々はほとんど仕事を持っておられない方々で、身分を証明するものがないんです。免許を持っている人はいいですけど、そうでない方は健康保険証しかないんです。健康保険証は自分だけのモノじゃないので家族の名前が出てきたりする。もし、ICカード化するのであれば、付加価値をつけて機能的な敬老パスにしたらいかがですか?顔写真入りの身分証明書として使えるようになれば、第三者使用の制限にもなるし、非常にありがたいと思うのですが…。
さらに個人情報の関係もあると思いますが、ICチップのデータに血液型やどこの病院にかかっているとか、緊急時の連絡先を入れる事ができれば。対象が70歳以上のお年寄りですから、いつどこで何がおこるかわからない方が対象なんです。 例えば、救急車の中でそのデータを解析すれば速やかに救命活動ができるのではないかと思うのですが、いかがですか?
敬老パスのIC化に向けた取り組みとして身分証明等の付加機能をつけてあげると重宝されると思いますが、どのようにお考えですか?
(健福局いきがい課長)
敬老パスをIC化する事によってICチップを活用して高齢者の情報を記録できるため、利用者にとって様々なメリットが考えられます。しかしながら、現行の磁気カードに比べて大幅に経費が増加する事から、単に不正使用の防止や利用実態の把握だけでなくICカードの特徴を生かした付加価値をつける工夫も必要があると考えています。
個人情報の取り扱い問題もあり、今後、関係局との調整を図りながら利用者の利便性の向上などあらゆる面から検討して参りたいと考えております。
(木下委員)
今の磁気カードシステムですと、紛失した際の再発行ができません。しかし、ICカードにすると、コンピューターのプログラムを打てばすぐに機能停止にできるわけで、再発行が容易になるのではないか、とかいろんな可能性を持っているわけであります。顔写真をつける事によってみんなが大事にしてくれると思いますが、IC化に向けたお取り組みをお願いしておきます。

※紙面の都合上、議事録を編集して要旨として掲載させていただきました。詳しくは大阪市のホームページで近日中に公開される議事録をごらん下さい。尚、ご希望の方には木下事務所で議事録のコピーをご用意させていただきます。

6月の定例市会(役員改選市会)において平成17年度の市会役職が決まりました。
自民党市民クラブでは、昭和43年以来38年ぶりに3つの常任委員長を獲得しました。
地元選出の木下議員は交通水道委員長に就任。
自民党から交通水道委員長が誕生するのは平成元年の天野一委員長(住吉区)以来17年ぶりの事です。
また、101代議長には高野伸生氏(56歳、自民、4期)、105代副議長には河本正弘氏(58歳、公明、4期)が選出されました。
他の市会役員については別表の通りです。

平成17年度大阪市議会役員
第101代 議長 高野 伸生 (自民・住之江区)
第105代副議長 河本 正弘 (公明 生野区)
運営理事 多賀谷俊史 (自民・住吉区)
監査委員 待場 康生 (公明・東成区)
船場 太郎 (自民 都島区)
勝田 弘子 (民主・城東区)
財政総務委員長 床田 正勝 (自民・東淀川区)
文教経済委員長 柳本 顕 (自民・西成区)
民生保健委員長 川口 優 (民主・淀川区)
計画消防委員長 高橋 諄司 (公明・港区)
建設港湾委員長 山中 智子 (共産・城東区)
交通水道委員長 木下 よしのぶ (自民・阿倍野区)

お気軽にご参加下さい 木下塾をご存じですか。木下 信議員を講師として3ヶ月に一回のペースで開催される時局講演会です。
 平成10年12月に信友会の主催で産ぶ声をあげてから27回を数え、次回は9月に開催されます。
 過去のテーマは別表の通り、政治問題を中心に受講生の希望にあわせて、時事問題等について木下議員が解りやすく解説、講議をして下さいます。
 受講生からも「木下先生が解りやすく説明してくれるおかげで、新聞を読むのが楽しくなってきた」とか「3ヶ月に一回でなく、毎月開催して欲しい」等の声も寄せられており、好評を博しています。

回数 日 時 テーマ
第1回 H11.12・6(日)10時 新聞の裏読み・消費税の仕組み・障害者施設等の福祉問題について
第2回 H11.3・6(土)19時 「日の丸・君が代」の法制化問題・教育間題
第3回 H11.6・5(土)19時 「介護保険制度」について
第4回 H11.9・4(土)19時 「年金制度」について
第5回 H12.12・4(土)19時 「中学校歴史教科書」検証
第6回 H12.3・11(土)19時 出直し知事選挙の舞台裏・美章園、障害者施設の経過報告
第7回 H12.6・3(土)19時 衆議院解散総選挙の舞台裏(左藤 恵氏の引退について)
第8回 H12.9・2(土)19時 21世紀の高齢者福祉「こんなサービス知ってますか?」
第9回 H12.12・8(土)13時 森内閣不信任決議〜加藤紘一の乱〜「ホームレス対策の現状と今後の課題」
第10回 H13.3・3(土)19時 森内閣の行方(森総理失言語録)〜次期総理は誰??
第11回 H13.6・2(土)19時 IOC委員評価リポート・小泉内閣の行方・大阪市会議長選について
第12回 H13.9・1(土)19時 「聖域なき構造改革」〜郵政三事業の民営化を考える〜
第13回 H13.12・1(土)19時 「一億総リストラ時代到来!」生活保護の実態にみる行政の保護施策を考える
・大阪市議会の定数問題と人口比率
第14回 H14.3・2(土)19時 「ペイオフ解禁直前情報」〜私達の預貯金はどうなるのか?〜
第15回 H14.6・1(土)19時 小泉純一郎が自民党を潰す時〜首切り国会のシナリオ〜
・自治体の自主財源の確保に向けて
第16回 H14.9・7(土)19時 田中真紀子の足跡・小泉首相〜北朝鮮訪問は成功するか?
・太平洋戦争〜「アメリカは真珠湾奇襲前に日本本土攻撃を計画していた!」
第17回 H14.12・7(土)19時 阿倍野再開発について・北朝鮮拉致問題〜自衛隊集団的自衛権
第18回 H15.3・1(土)19時 「相続税」「贈与税」〜税制改正のポイント!
第19回 H15.5・31(土)19時 統一地方選挙裏話・阿倍野再開発の行方
第20回 H15.9・6(土)19時 「憲法第9条と有事法制」・大阪市長選秘話
第21回 H15.12・6(土)19時 「死刑制度」は存続か廃止か?・「衆議院選、大阪市長選」結果調べ
第22回 H16.3・6(土)19時 イラク派兵に見る日本外交の舞台裏 ′−その後の北朝鮮政策〜
第23回 H16.6・5(土)19時 「小泉首相、再訪朝の舞台裏」〜その目的と狙いは何か?〜
第24回 H16.9・4(土)19時 必見!「年金改正のポイント」
第25回 H16.12・4(土)19時 自治体財政は大丈夫か?三位一体改革〜3セク・再開発問題、敬老パスの改善
第26回 H17.3・12(土)19時 検証!「大阪市職員厚遇問題」〜その実態と背景〜
第27回 H17.6・4(土)19時 郵政民営化の表とウラ 〜小泉首相の自民党解体計画〜

次回のご案内(第28回木下塾) 日 時 9月3日(土)午後7時〜9時
場 所 阿倍野市民学習センター
    「講堂」(アベノベルタ3階・06-6634ー7951)
テーマ 「歴史にみる靖国神社」
    〜分祀問題・参拝問題を考える〜

平成17年度も6月19日、6月26日、7月3日出発の3班体制で、恒例の「あべの区民友の会」一泊研修会を盛大に開催させていただきました。
今年は4年に一度、飛行機を利用して遠出をする年回りにあたり、3月の準備段階から、木下会の役員さんと行き先や内容を相談し、4月の役員会での投票の結果、「近代日本の発祥の地」鹿児島県の薩摩半島を訪れる旅に決定しました。
梅雨の最中ではありましたが、3班ともお天気に恵まれ、ゆったりとくつろげる楽しくて有意義な一泊旅行になり、木下 信議員を囲んで大いに親睦を深めることが出来ました。
今回の目玉は何といっても「知覧特攻平和会館」の見学と、砂蒸し風呂で有名な指宿温泉「白水館」での宿泊と懇親会。
なかでも、知覧特攻平和会館で見聞きした、特攻隊有志たちの遺品や関係資料の数々には目頭が熱くなり、年端もいかない十代の隊員たちが家族・知人に残した遺書や手紙、辞世の句に、改めて戦後60年を振り返りながら、恒久平和の尊さを実感致しました。
その後、昨年末の日韓首脳会議が開催されたことで有名な名旅館「白水館」に、午後3時前にチェックイン。宴会までの時間を、「砂蒸し風呂」や館内散策で思い思いに過ごし、宴会時の中国民族器楽の三重奏で異国情緒を味わいながら、鹿児島の郷土料理やカラオケを大いに満喫し、楽しい一夜が更けていきました。
2日目はゆっくり目の午前9時30分出発とあって、早朝より「元禄風呂」や朝食バイキングで鋭気を養い、島津家別邸「仙巌園」を見学後、フェリーで桜島に渡り、大正3年の大噴火による溶岩の中を散策。改めて自然災害のすごさに驚嘆の声が上がっていました。
悠久の時を越え、薩摩半島での楽しい思い出と両手いっぱいのお土産を持って、旅行会は3班とも無事、終了。
準備段階からず〜っとお世話を頂いた役員各位と、素敵なガイドさん。そして誠実に対応して下さった添乗員さんに感謝申し上げます。
では、来年も素晴らしい一泊研修会にご一緒出来ることを楽しみにしておりま〜す♪

編集後記

赤バスにメルセデス・ベンツ社の車両が導入されたのをご存じですか。今年から 輛が導入されたそうです。
阿倍野ループにも導入されており、「100円でベンツに乗れる大阪市」お友達との待ち合わせも「赤いベンツに乗ってきたよ」と言えば、ちょっとお洒落かも…!?