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アベノジャーナル第14号

サッカーのワールドカップも終わり、本格的な夏を迎えましたが、区民の皆様におかれましては、益々ご健勝にてご活躍の事と心よりお慶び申し上げます。
お陰様で私も、平成4年の初当選以来、議員在職10年となり6月4日、市長公館にて磯村市長より永年勤続表彰をいただきました。これまで暖かいご支援を賜りました皆様に改めて、厚く御礼を申し上げますとともに、今後も、皆様のご期待に応えられる議員として、さらに精進を重ねて参る所存でございますので、引き続きのご指導を賜ります様よろしくお願い申し上げます。
今号では、国・地方を取り巻く問題を取り上げ、私なりの所見を書かせていただきます。

□政治家とカネ・モラルについて

今年1月に開会された通常国会では、スキャンダルを追いかける「ワイドショー国会」という名にふさわしい国会運営が行われています。
辻元清美議員、加藤紘一議員の辞職に始まり、井上裕参院議長の辞職、鈴木宗男議員の逮捕等、与野党を問わず、スキャンダルの暴き合いが続いています。現在も、田中真紀子議員の秘書給与問題がくすぶっており、本当に国民生活に影響する法案の審議が行われているのか不安になります。
これらの問題は、国費として支出される秘書給与や企業からの不透明な資金提供に伴うもので、いずれも、政治家とカネのあり方が改めて問われており、国民の政治不信を助長しているような気がします。
基本的に政治家は、国や自治体から給与が支給されています。弁護士や会計士、税理士等のように依頼者に報酬を求めなくては生計を維持できない業種とは、根本的に違う事を、まずご理解いただきたいと思います。ただ、政治家の場合、通常の議会活動だけでなく、政党活動を行う為の資金が必要な事から、特例的な措置として、政治献金という資金提供のためのサイフを与えられているのです。
これらの献金には、受け入れ額の制限だけでなく、使途についても制限されており、出納については、収入・支出すべてを項目別に整理した上で、選挙管理委員会に報告する事が義務づけられています。この報告を怠ると提供された資金がいわゆる「ウラ金」と認定され、政治資金規正法違反に問われます。また、職務上の権限を利用して請託を受けていれば、「賄賂(ワイロ)となり、贈収賄事件に発展します。
これまでに国会議員だけでなく、府会・市会議員も同様の事件で辞職・失職しています。
議員にとって、この種のウラ金は、バレなかったらすべてポケットマネーとなる訳で、魅力的な存在である事は事実です。しかし、れっきとした犯罪行為であることは言うまでもありません。私腹を肥やして辞職に追い込まれるリスクや応援していただいた後援者の皆さんを裏切る行為である事を考えると、常に緊張感と公人としての自覚を持って行動する事が議員としての最大の責任であり、政治の信頼回復の第一歩であると考えます。

□田中康夫 長野県知事について

長野県議会は、7月5日、田中康夫知事の不信任決議案を賛成多数で可決しました。田中知事は、議会を解散せず、7月16日付けでの失職を決断、9月1日に出直し知事選が行われる事になりました。
今回の不信任決議案の最大の争点は、田中知事が就任直後に発表した「脱・ダム宣言」にあると言われています。
本来議会は、役所が行おうとする施策に対し、予算の編成段階から、手続きや手段、予算規模等、様々な角度から検討を加え、委員会等の場で議論した上で、賛否によって決定するという、いわゆる「チェック機能」としての役割を担っています。
今回の場合「緑豊かな長野県の自然環境を守ろう。」という事で、「脱・ダム宣言」をしたのであれば、田中知事は、ダムに変わる河川・治水対策を代替案として議会に示すべきであったと思います。梅雨や台風シーズンになると、大阪では考えられないような鉄砲水が流れ、河川が氾濫し、泥流に押し流される家屋の映像をテレビ等でごらんになった方もいらっしゃると思います。地元の市町村長や県議団が、「自然環境を守るために流域住民を犠牲にしてもよいのか。」というのも十分に理解のできる話しであります。田中知事は、「代替案についてはこれから考えます。」と答弁されていますが、その間に被害が出た時にどのような対応をされるのか、具体的な対策が示されない状態で流域住民は、これまで通り、梅雨や台風シーズンの不安を抱えての生活を余儀なくされる訳であります。
現在、阿倍野区でも、大雨が降ると浸水する地域が数カ所あり、区役所だけでなく、各議員の事務所にも苦情の電話が殺到しています。長野県の今回の問題は、決して対岸の火事ではなく、私達の身近な問題として考えなければならないと思います。私達区選出議員団では、大阪市に対し、地下河川を含む地下貯留池の早期整備を求めており、浸水地域の解消に向けた取り組みを行っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

□最後に

今回は、国会の問題と長野県の問題を取り上げ、私見を書かせていただきました。私の議員活動の原点は、「もうちょっと役所がこんな事をしてくれたらいいのになぁ〜。」とか「もうちょっとこの辺がこうなったらいいのになぁ〜。」と思っておられる事に耳を傾け、それらの対応を行政に求めていく事であります。
これからも、「やっぱり阿倍野区に住んでてよかった。」と思っていただける街づくりを目指して1つ1つの要望に全力投球して参りますので、1人でも多くの皆様のご意見をお寄せいただきます様よろしくお願い申し上げます。
最後に、暑い季節を迎えますが区民の皆様が夏バテされる事なく、ご健康でご活躍されます様お祈り申し上げましてごあいさつとさせていただきます。

今年1月末に運行開始されたコミュニティーバス(通称赤バス)の乗車人員調査が発表されました。それによりますと、阿倍野区内を循環する「アベノループ」の乗車状況は別表の通り。1日320人で、1便当たりの平均乗車人員は11人となっており、交通局ではまずまずの乗車状況と考えています。
ただ、「1時間近く待たされる」「2台続けて走ってる」等の苦情が多く、交通局では、今月末から現在の20分間隔運行を25分間隔に伸ばして、運行効率を調査する為のダイヤ変更を行います。
また、交通局では来年度に向けた路線の変更計画にも着手しており、要望の多い高松地区や、長池地区への赤バス乗り入れについても検討しているとの事です。
現在、赤バスは、市内24区中18区21路線が運行されていますが、乗車状況次第では、路線の縮小や廃止も検討されるとの事で、区民の皆様のご利用をお願いいたします。









これまでバス停には、路線表示板以外の掲示物は、安全運行の観点から許可されませんでした。
しかし、地域の催しや案内を掲示する事は、地元住民の利益につながり、地域の広報活動を支援するという事で、条件付きながら大阪市内で初めて設置が認められました。

今回の要望は「アベノ筋5丁目バス停に掲示板を設置させてほしい」と王子連合第3町会から木下議員のもとに寄せられたもので、木下議員が、警察、建設局、交通局等の関係者とのねばり強い交渉の結果、実現の運びとなりました。

?日よけテント設置のバス停である事
?設置費用は、すべて町会で負担する事
?掲示板の大きさ等については、バス運転手の視界の妨げとならない大きさで、交通局と協議する事
?掲示板は、路上埋め込み式で台風や強風が吹いても倒れないような構造とする事
?道路事情等でバス停を移設する時は、速やかに撤去もしくは、移設させる事

などで、日よけテントを設置していないバス停については、交通局で道路を占有していないという事で対象からはずされています。
王子連合第3町会では、交通局との交渉を進め、現在、掲示板を制作中との事で、近日中に設置される予定です。
市内で初めて設置される今回の掲示板は、他区の町会からも注目されており、特に赤バスの停留所と併用されているバス停などで、設置の問い合わせが相次いでいるという事で希望する町会がありましたら遠慮なく木下事務所までお問い合わせ下さい。

大阪市では、各区の区民センター等、区役所附設会館の休館日を11月1日より平日のみに変更する事を決め、このほど発表しました。
これまで、区民センター等では、市の会館規則に基づき、「祝・休日の翌日」を休館日として運営されてきました。
しかし、祝日が日曜日と重なった場合の振替休日や成人の日や体育の日等、当初より月曜日が祝日として制定される昨今の社会情勢を考慮して平日休館を決定したものです。
今年1月にオープンしたアベノ区民センターでも5月のゴールデンウィーク期間中、ほとんどの休日が、「祝・休日の翌日」という事で、連休であるにもかかわらず2日目以降の休日が、休館日となったため、木下事務所にも多数の苦情が寄せられていました。
これらの声を受けて、木下議員は、市民局に「区民の為の施設でありながら、祝日や休日に休館日となっていては、区民が利用できない。利用率を高める為にも、現在の会館規則を改正し、区民の利用しやすい環境を整えるべきだ!」と直談判。
結局、市の会館規則の改正という形で、平日のみの休館を実現させたものです。
規則の改正は、8月1日付けで行われますが、予約の受付が、3ヶ月前からとなっている為、実質的に運用されるのは、11月1日以降となりますので、ご承知おき下さい。
尚、年末年始の休館日については、従来通り12月29日から1月3日までとなっています。木下議員は、この点についても「各区で、大みそかのカウントダウンのイベント等が行えるようにするべきではないか。」と指摘。「区民がいつでも利用できるよう、年中無休の体制を求めていきたい。」と話していました。

我が国の公的年金(国民年金)は、日本国内に居住するすべての人(外国人を含む)を対象とした、国の社会保証制度の1つで、20歳以上60歳未満の人が加入する事になっています。
年金の支給開始年齢は、65歳(繰り上げ支給は60歳)からで、20歳から60歳までの40年間、保険料を納めた方が満額支給の対象となり、納付月数に応じて支給額が減額されます。尚、他の公的年金と通算して、25年に満たない方については、原則的に年金受給対象とはなりませんのでご注意下さい。
年金の支給額については、満額支給の場合、年間804,200円(平成14年度)で、物価動向や経済情勢に応じて、毎年国で決定されます。また別表の通り、繰り下げ支給も選択でき、年齢に応じて減額、増額された年金が支給されます。
ちなみに、保険料は1ヶ月13,300円で、年払いでは156,770円となっています。
国民年金は、65歳からの老齢年金だけでなく、病気やケガで一定の後遺障害が認定された場合の障害基礎年金や、主たる生計維持者が死亡した際の遺族年金等も支給されますが、加入して保険料を納めていなければ支給対象となりません。
ご自身の年金の支払い状況等については、基礎年金番号をご確認の上、区役所までおたずね下さい。
尚、くわしい内容をまとめたガイドブックも発行されていますので、区役所又は木下事務所までお問い合わせ下さい。

先月、梅雨の合間を縫って「あべの区民友の会親睦旅行」が開催されました。
木下議員の「在職10周年特別企画」と銘打って、飛行機を使って福島県会津磐梯方面まで足を延ばしました。 白虎隊ゆかりの地を、明治維新の歴史的背景に思いを馳せながら、地元会津の郷土料理や地酒に舌鼓を打ち、特に旬の味覚「サクランボ狩り」では参加者皆さんが大興奮! 東北の表玄関を思わせるさわやかな気候にもめぐまれ、木下議員もバスを乗り継ぎながら大いに親睦を図りました。

※日帰り研修会に関しましては、本年度も11月中旬を予定し、準備を進めております。

編集後記

日韓共催のWカップも波乱の中、ブラジルの優勝で幕を閉じました。選手1人1人の勝利にかける執念が、各国サポーターに大きな感動と夢を与えた大会でした。
来年は、4年に1度の選挙の年。夢と希望を胸に、ガンバロー!