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アベノジャーナル第16号

平成十年の初春をご家族お揃いでお健やかにお迎えの事と心よりお慶び申し上げます。
旧年中は、公私にわたり大変お世話になりました区民の皆様に対し、改めて感謝申し上げますとともに、本年も引き続きのご指導を賜わりますようお願い申し上げます。
昨年は、六月に文教経済委員長に就任させていただき、区内・区外を問わず多忙を極めた一年でありました。
とりわけ、長びく不況の中、銀行の貸し渋りなどで資金操りに悩んでおられる中小企業の方々からの融資相談件数は、阿倍野区内だけでも五十件を超えております。経済局を担当する委員会の長として、政策面からの対策を早急に講じなければならないと考えているところです。三月に開かれる予算市会で、融資関連予算の計上に全力を傾注する覚悟でございますので、融資に関するご相談も遠慮なくお申し付け下さい。
さて昨年は、暗い話題の多い一年でしたが、サッカーのWカップ初出場決定が、唯一明るい話題ではなかったでしょうか。
私は、初出場を決めてくれた日本代表の選手達の活躍もさることながら、最後まであきらめずに応援した日本のサッカーファンの姿に、改めて感激をいたしました。日の丸に寄せ書きをして、対戦相手国に乗り込み、国旗を振って声を張り上げて応援する姿。試合前の国歌斉唱の際には、皆が立ち上がって、なかには、カズ選手のように胸に手をあてて、君が代を歌う姿に、日本民族の意気を感じました。
奇しくも、来月七日から長野オリンピックが開幕します。
日本選手団の中でも、ジャンプ陣には、札幌オリンピック以来の金・銀・銅で日本選手が表彰台を独占する期待がかかっています。サッカー同様、最後まであきらめずに声援を送り、活躍を祈りたいと思います。
二十一世紀まであと三年。百年に一度の世紀末を迎えたわけですが、今回は千年に一度の大世紀末です。未曽有の大不況の渦の中に巻き込まれ、大変な時代ですが、皆様のご指導をいただきながら、今年も「若さと行動力」で阿倍野区のため、大阪市のため、一生懸命に働かせていたいただく所存でございます。
一層のご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

長池地区に待望の在宅サービスステーションが、いよいよ建設される事になりました。
在宅サービスステーションは、大阪市が在宅介護支援事業として推薦しているもので、各中学校下にひとつのステーションを設置し、独居老人などに様々なサービスを提供するものです。
長池在宅サービスステーション(仮称)は、昭和中校下の施設として建設されるもので、旧老人菜園の跡地に、地上3階立て、延床面積560?(市の設置基準)の規模で、二月中に地元説明を行い、三月に着工できれば完成は今年十一月頃で、来年(平成十一年)一月オープンの予定です。
尚、旧老人菜園で集会所用に使っていたプレハブは、過去にボーイズスカウトが寄付した経過がり、取り壊されると活動の拠点を失うとの相談があり、この度、運営主体となる社会福祉法人「育徳園」との協議の結果、土・日曜日について、ステーションの会議室をボーイスカウトが使用する事で話がまとまりました。
現在、阿倍野区では、阪南中校下に、特別養護老人ホーム「いくとく」と「ふみのさと倶楽部」の三カ所で運営されており、区内で四番目の施設となります。
残る松虫中校下と阿倍野中校下についても、木下議員は「何かと今世紀中(あと三年)に整備のメドを立てたい。」と抱負を語りました。

昨年、8月5日から9月13日にかけての台風などによる大雨のため、阿倍野区内だけで、のべ千六百六十一戸が浸水しました。
これは、市内の最悪の数字で、市内南部を直撃した局地的大雨とはいえ、改めて区内の下水整備の問題点を浮きぼりにしました。
文教経済委員長の木下議員は早速、浸水現場を視察。下水道局・建設局・教育委員会に対し、学校用地に浸水対策用の貯留池の建設を求め、補正予算wp獲得。阿倍野小や高松公園をはじめ、各公用地で貯留池建設の工事や計画が進められています。
木下議員は、委員長として今後、区内はもとより、市内の浸水対象地域で施行される学校の校舎建て替えや、グランドの整地などの際には、必ず、貯留池の建設を前提とするよう教育委員会と下水道局に指示し、前向きに推進する旨の回答を得ました。
この浸水対策用貯留池とは、学校や公園の地下部分に水泳用のプールの様なものを埋めて、周辺の雨水を一時的にそこに貯め、下水管にかかる負担を軽減し、下水管の容量オーバーを未然に防ぐ為のもので、局地的集中豪雨による浸水対策の切り札として、これまでは、区内で丸山小の運動場のみに設置されていました。
また、木下議員は、今回の大雨の被害が区内東部、特にアビコ筋と猫間街道(通称)を中心とした部分に集中している事を重要視し、下水道局・建設局に対し、現在、進められている下水幹線の一層の促進を求めていました。
現在、進められているのは、
●松虫〜玉出第二幹線
(平成11年度末・通水予定)
(対象)相生通・北畠
●万代〜阪南幹線
(南港通から庚甲街道・現在工事中)
(対象)播磨町・阪南町・西田辺町・昭和町
●天王寺南幹線(間もなく完成)
(対象)見明町・天王寺町南
●平野川調節池
(桃ヶ池から松虫通西進中)
(対象)阿倍野区・東住吉区地広域幹線
「備えあれば憂いなし」
下水道の工事は、道路を掘り返す関係で、休日・夜間を利用するため、どうしても時間がかかります。今年の梅雨や台風シーズンを控え、区役所でも各戸の自衛策として、土のうなどの備品を用意してありますので、大雨が予想される場合は遠慮なく申し込んで下さい。
その他、下水に関するご要望がございましたら、木下事務所までご連絡下さい。

◆ 平成9年度 阿倍野区内浸水状況資料
浸水年月日 9.8.5 9.8.7 9.9.8 9,9,13


天王寺町北   (22)  77   (6)  38 (28)  115
天王寺町南 11 120 5 60 196
三 明 町   (20) 130   65 (20)  195
美 章 園   75   38 113
松 崎 町   80 5 40 125
文 の 里   40   20 60
昭 和 町   330 10 90 430
阪 南 町   20 45 86 151
共 立 通   (15)  45   22 (15)   67
丸 山 通   (5)  35   (5)  18 (10)   53
相 生 通   43 1 22 66
北   鼻   (20)  60   30 (20)   90
合   計   11 (82) 1055 66 (11) 529 (93) 1661

阿倍野区選出市会議員団は、去る1月22日、磯村市長に対し、平成10年度の予算編成について、12項目にわたる要望を行いました。
当日は、当番幹事の木下議員を始め、大丸議員・加藤議員・菅井議員と高見区長など区関係者が磯村市長に面会。
阿倍野区が抱かえる 諸問題の解決を求めた、、12項目にわたる平成10年度の要望書を市長に手渡しました。
磯村市長は「人にやさしい街づくりの推進の為、阿倍野区の皆さんに評価してもらえる予算を編成いたします。」と答えてくださいました。
区選出議員団の要望は別記の通りです。
平成10年度予算要望
阿倍野ターミナル周辺の総合的設備について
再開発事業の促進 防災中枢拠点施設の早期設備 南霊園の整備 旧阿倍野体育館の跡地利用等
人工増加対策について
公共事業による立ち退きが大きく影響しており、市有地の有効利用良質な公営住宅の建設推進
区民センターの建設推進について
区内、校園施設の改修設備の早期実施について
JR阪和線の連続立体交差事業の早期着工について
駅前放置自転車の対策について
JR寺田町、地下鉄阿倍野駅などの駐輪用地の確保等
公園の増設既設公園の整備事業促進について
障害者施設の増設について
保育所の定数是正及び、希望者の全員入所について
地下鉄昭和町駅と文の里駅の相互乗り換えの利便化とエスカレーターの設置、バス路線の整備について
三年前の阪神淡路大震災により、工事着工前に「安全性に問題がある」として、ストップしたままになっていた阪和線高架化の工事が、いよいよ平成十年度の予算で先行着工されることになりました。
これまで地元住民が、騒音などの環境問題や三階建て構造による安全性を理由に反対してきた阪神高速泉北線については、地下構造を前提に再検討される事となり、大阪市では三月に開会される予算市会で議会の承認が得られれば、地元説明会を開き、十年度中にも着工したい考えです。
今回の決定は、昨年の国家予算要望の席上、磯村隆文大阪市長が「いつまでも高速道路との一体構造にこだわわっていたのでは、『開かずの踏切』を解消することは出来ず、市民生活に大きな影響を与える」と中山太郎代議士ら大阪選出の自民党国会議員団に直訴した事が実り、建設省をはじめとする関係省庁が、都市計画の一部変更手続きをとる事で先行着工が可能となったものです。
平成十三年度に
「開かずの踏切」解消阪神高速道路公団側は、一体構造での同時着工を強く求めていましたが、この決定を受けて、最終的には、大阪市が公団の用地を買い取る事で結着。大阪市では約千二百億円の用地取得費を予算化することで、これまで放置されていた公団の用地が市有地となり、阪和線高架化事業に着手出来るようになったわけで、平成十三年度には踏切のない高架鉄道が開通する予定です。
また、大阪市では、阪和線の高架化事業の具体化に伴い、高架化が完了した後の現在線の跡地利用についても、左図に示した完成予想図のような、防災面にも配慮した完成予想図のような 、防災面にも配慮する計画もあわせて発表しました。これは阪和線沿いにある長居公園、長池公園、桃ヶ池公園の三つの公園を緑の遊歩道でつなぐグリーンベルト構想です。
阿倍野区の鉄道病院付近から住吉区のJR我孫子町駅付近まで、約四?が沿線緑化事業として整備されるとのことで、高架鉄道移行後の平成十三年度頃の着工となる予定です。
これは将来的に、地下に高速道路が開通した時の排気塔や避難出入口などを設ける際の緩衝地帯としての役割も期待されています。地下化問題については、地下鉄長居駅や地下河川よりも深い所(最大深度約三十メートル)を通らなければならず、災上火災などの二次災害を指摘する声もあり、難航が予想されています。

市大病院の南隣に建設中の看護短大棟が、このほど完成し、文部省の認可を受け、予定通り四月から開校します。
開校に先立って、記念すべき看護短大第一期生の募集要項が発表されました。
募集人員は、推薦入学30名、一般入学50名の計80名です。(推薦入学の受け付けは終了しました。)
募集要項は別表の通りです。受験資格は、高校を卒業した者か、卒業見込みの者、または、これに準ずる者となっています。
男性も受験可で、卒業後は看護士になるそうです。

平成10年度
看護短大・学生募集要項

一般入学の部
●募集人員・・・50名(男・女 問わず)
●試験科目・・・国語・数学・理科・外国語
        (各100点で400点満点で行います)
●出願期間・・・平成10年2月12日(木)〜2月19日(木)、17時必着
        (郵送のみの受け付けですので、時間厳守)
●試験日時・・・平成10年3月7日(土)
●試験会場・・・市立大学・杉本キャンパス1号館
●合格発表・・・平成10年3月17日(火)
問い合わせ先 〒545-0051大阪市阿倍野区旭町1-5-7
       大阪市立大学看護短期大学 設立準備担当
       Tel06-645-2740 FAX06-646-3228

編集後記

年明け早々の9日、先代、故木下伸七回忌法要が、親族の方々によってしめやかに営まれました。
急逝されてから、丸六年。後を継がれた吉信議員も、期待通りの活躍で、区民の皆様、役所関係、同僚議員の方々との信頼の和も広がってきています。
さぁ、いよいよ来年は選挙の年です。私たちもがんばらなければ!!と元旦に誓いました。
より一層の応援をよろしくお願いいたします。
(編集スタッフ一同)