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アベノジャーナル第16号 梅雨も明け、本格的な夏を迎え、阿倍野区民皆様におかれましては並並ご活躍の事とお慶び申し上げます。おかげ様で私も日々元気に議員活動を続けさせていただいております。
去る5月市会で、第90代 徳田育久子議長の退任に伴い、私も運営理事の任期を全うさせていただきました。在任中、地元の皆様に何かとご迷惑をお掛けし、また御高配を賜り、心から感謝申し上げます。
この上は、一年間の運営理事としての経験を生かし、昨年の選挙で賜りました皆様のご期待にこたえられるよう、感謝の気持ちを忘れる事なく、「若さと行動力」で働かせていただく決意でございますので、引き続きのご指導ご鞭撻を賜ります様、お願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。 大阪・ミラノ姉妹都市15周年を記念して編成された大阪市代表団(磯村隆文団長)は、5月4日から11日までスイス・ロ-ザンヌ市とイタリア・ミラノ市に親善訪問しました。
ローザンヌ市では、IOC(国際オリンピック委員会)本部を訪れ、サマランチ会長らと懇談。
2008年の大阪オリンピック招致活動に理解を求めました。
運営理事として同席した木下議員は、サラマンチ会長に、「ぜひ、ラグビーもオリンピック種目に・・・。」と陳情。サラマンチ会長も、「国際的な競技団体の運動があれば、種目の中に入るでしょう。」と談笑する一幕もあり、和やかな雰囲気のなかで磯村市長も、大阪オリンピックの手応えを感じたようでした。 また、イタリアのミラノ市で行われた姉妹都市15周年の記念イベントでは、2日間にわたって「大阪の夕べinミラノ」が開催され、のべ1100人を超すミラノ市民が訪れました。特に色彩豊かな「和装ファッションショー(着物ショー)」では、十二単が登場すると、「以前テレビで見た事がある皇太子の結婚式と同じで、素晴らしい衣装だ。」と大きな拍手がおこっていました。
また、続いて行われた薪能でも、重厚な能楽の響きの中で、「日本の伝統文化でもある能の舞台を生で見る事が出来て、とても迫力がありました。」とアレドレア・ペナーティ副議長も感想を述べられました。
同じ年齢(35才)という事で特に仲良くなった木下議員とアンドレア・ペナーティ副議員

平成7年1月から全面立て替え工事中だった、旧・阪南荘(大阪市教職員互助組合の厚生施設)が装いも新たに「阪南パラドーム」としてオープンします。現在、仕上げの内装工事中ですが、9月上旬のオープン予定で、7月22日からは、使用受付も始まっています。
「阪南パラドーム」の名称は、市教職員互助組合 の公募で決定したもので、外観イメージのパラソル(傘)とドーム型の屋根からこの名が付けられたそうです。
地上6階・地下1階のこの建物には、176名収容ステージ付きホールから8畳の和室まで、分割使用のできる機能的な構造になっており、26台収容の地下駐車場の他、1階の喫茶レストランコーナーなどこれまでの阪南荘よりも充実した内容となっております。互助組合では、「阪南パラドームは組合員だけの施設ではなく、一般の方々の利用についても使用量が少し割高になるだけで制約はありませんので、旧阪南荘同様、各種会合などにご利用いただきたい。」と話しています。

使用申し込みの受付け
7月22日~8月4日
教職員互助組合事務局
06(208)9137
8月5日以降
阪南パラドーム 阪南町2の22の15
06(623)7512 昭和33年1月に建設された「阿倍野区医師会館」(阿倍野筋五町目8播26号)が、この度、建て替えられる事になり、今月から解体工事に入りました。
これは、阿倍野区医師会(川村功会長)が老巧化を理由に、「もっと地域に密着した医療活動の拠点施設として活用をはかりたい。」との事で、総工費8000万円をかけて建て替えるもので、「訪問看護ステーション」も併用する事になっています。
阿倍野区には、7年3月に在住サービスセンター(帝塚山一丁目)がオープンし、その中で、訪問看護ステーションも設置されていますが、利便性の点から、2つ目のステーション設置を求める声が強くなってきており、区医師会のご理解が得られた形で、今回の建て替えとなったものです。
完成は来年の予定で、それまでの間は、仮事務所で医師会業務を行なうとの事です。
仮事務所の場合
阿倍野区阿倍野筋三丁目12-2-202アベノ・ックオレ202号室

食中毒に気を付けよう!

大腸菌は、人がふつうに持っている菌のひとつで、食品や河川水などの自然環境にも広く分布しています。
このうち、激しい下痢などの腸炎を起こすものがあり、病原性大腸菌t呼ばれています。Oー157は、ベロ毒素と呼ばれる強い毒素を作る代表的な病原性大腸菌で、経口感染します。
症状としては、出血性下痢と激しい腹痛があり、吐き気や嘔吐など、風邪に似た症状も認められますが、通常4~8日程度で自然に治ります。ただ、溶血性尿毒症性症候群を起こすと、抵抗力の弱い乳幼児や子供などでは脂肪することもあります。
予防対策
体を清潔にし、頻繁に手を洗ったり、うがいをする。
まな板や包丁などは、熱湯などで消毒する。
加熱する食品は、75度以上で1分館以上加熱する。
※「食中毒注意報」「食中毒予防」のテレホンサービス06(208)0963(7月~9月の間のみ) 三明町に建設中の「重症心身障害者通所施設」(三明苑)と「市すまいりんぐ三明住宅(43戸)が今秋オープンします。
すでに三明苑の方は、9月のオープンに向けて募集が始まっており、40人の定員に対して、市内各地から多くの方々が申し込みをされているようです。この施設は、重度の知的障害者と肢体不自由の重複障害者の為の通所施設で18才以上を対象にした、市内で初めての施設です。
また、上層階は市営すまいりんぐ・三明住宅(43戸)としてオープンの予定ですが、募集要項の配布や抽選のスケジュールなどもあり、12月頃の入居開始となる見込みで、募集要項などは8月末に発表されます。尚、住戸タイプは、2LDK(69.18m2)が10戸、3DK(69.9m2)が33戸の2種類です。
《参考までに》
昨年度の入居基準は、平均4人家族え、年収約495万円から約1034万円の方が、対象になる見込みです。
家賃はスライド制で8万1500円~13万6500円となります。 市内で高齢化率一位の阿倍野区で現在、特別養護老人ホームの待機者はついに160人を突破しました。(大阪市内の待機総数2、822人)区内には高松地区に「いくとく」(130床)が平成6年3月にオープンしましたが、入所希望の申込者は増えるばかりで、早くも市内8番目の待機者数となっています。福祉に力を入れる木下議員は、丸山通りにある交通局の丸山官舎(今年3月で閉鎖)に目をつけ、跡地利用として、特別養護老人ホームの建設を市・民生局に求め、ようやく予算化の動きが出てきました。)まだまだ構想段階で、地元の皆様にもご理解をいただかなければなりませんが、出来るだけ早く実現出来るよう、ご協力をお願いいたします。また、この他木下議員は、区内で未整備となっている「老人健康保険施設」の建設にも力を入れており、現在、関係局と調整中です。 自民党大阪府連青年局の幹事長として活躍する木下議員は、4月24日から27日まで、自民党青年局 視察団の一員として、ベトナムのホーチミン市(旧・サイゴン市)を訪問しました。ホーチミン市は、人口440万人で、市域といては大阪府よりひとまわり大きい位の都市です。今回の視察の目的は、主に、日本から現地に進出している企業の実態調査をする為で、現在では200社以上の日本企業が進出しています。進出の第一の理由は、平均月収が4000円~5000円という安い労働力です。
自動車メーカーや家電メーカーなどにとっては、東南アジアからの材料の調達が簡単である事が大きなメリットになっており、日本の企業をあてにした建設・商社・銀行といった企業までが進出しています。まさに、10年以上前の中国の上海パニックの再来といわれています。
視察団一行は、2泊4日という強行スケジュールの中、ベトちゃんドクちゃんの入院しているトゥードゥー病院も訪問しました。分離手術8年が経ち、2人とも中学生になっていましたが、ベトちゃんの方は脳の機能障害の為、自力で外出する事は、出来ず、病院内での生活を送っています。ただ、木下議員らが、「こんにちは」「ありがとう」と声をかけると、キョロキョロするなど日本語には敏感に反応していました。
一方のドクちゃんは、学校に行っているとの事で、面会はできませんでしたが、最近では、自転車にも乗れるようになって、元気に遊びまわっているとの事でした。又、となりの病室などには、ベトちゃんドクちゃんのほかに枯葉剤の影響を受けた奇形児が多数入院しており、チャン副院長は、「母体に症状が出ていなくても子供に影響が出ており、日本の原爆被害と同じくらいの被害意識を持っています。ベトちゃんドクちゃん以上にひどい症状の子供たちがいる事を知ってほしい。」と話しておられました。

先の通常国会、衆議院本会議において、消費税を現行の3%から5%に引き上げる法案が可決されました。
これによって、平成9年4月1日から消費税は5%となります。そこで、木下議員は、我々納めている税金のうち、どのような商品にどれくらいの税金が含まれているのか、又、それらの税金のどれだけの額が大阪市に還元されているのかを調べました。
税金には、所得税・固定資産税・都市計画税等がありますが、今回は主に、消費行為に関する、いわゆる目にみえない税金について別表の通り、一覧表にまとめてみました。
表でご覧いただけばご理解いただけると思いますが、ほとんどの消費行為に関して、国・府・市のバランスで分けられていると言う事です。
さらに、大阪市の税収として納められるものは、大阪市で消費行為が行われなければならないという事です。
これらの税収が増える事は、たとえわずかであっても、大阪市の一般財源に影響を与えており、我々の市民生活を豊かなものにしているといえるのではないでしょうか。
ポイント
たばこは、必ず大阪市で買いましょう。
7,500円以上の飲食については、大阪市の飲食店で食べましょう。
その他、ものを買うとき、必ず市内で購入しましょう。
(ご理解ご協力よろしくお願いします)

編集後記

創刊号(正月)から半年、やっと第2号が完成しました。多くの方々から激励のお便りをいただき、もっとこんな記事をのせてほしいとか、私たちのこんな地道な活動を取材してほしい等々、本当にありがとうございました。
高校野球の地区予選が始まり、アトランタ五輪の不振が続く日本勢で、サッカーの大金星。深夜まで五輪中継を見ながら、ぜひ、大阪にオリンピックを持ってきて、2008年は、生の感動を味わいたいと思っています。
夏本番 心から暑中お見舞い申し上げます。(編集局一同)
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